ユビファとはその2

ジオクロス工法に使用してるシートは、土木用軟弱地盤や防草シートとして使っている不織布です、土木では予期せぬ荷重がかかることがあるために、伸長率(伸びて破断するまでの率)は60%です。
土木の傾きの精度は1/100ですが建築は1/1、000と10倍高い精度を要求されています。
また、建築はち密な地盤調査を行い、建物荷重も決まっています。
ユビファは以上の考え方の上に立って、伸びない、高い張力を求めて開発された建築軟弱地盤対策専用織布です。
ユビファはユニチカの高張力繊維「ビストロン」を使用して織布にしました。

不織布土木・防草シートとの比較表
張力        5%張力       2%張力     伸長率
土木シート  12.5KN/m   5.1KN/m                 60%

ユビファ   73.2KN/m  5.2.0KN/m     15.2KN/m    8%

ユビファシートの効果
高い張力の織布を使うことによって、従来の土木用不織布2重施工と、ユビファ1枚の敷設区を作り、平板載荷試験を行うと、土木用不織布に比べて支持力は2.5倍増加します。
少ない資材で大きな支持力を得ることができるローカーボン工法です。
日本で開発されたビニロンから開発された「ビストロン」を使用しているので、国内産原料から安定した供給を行うことができる。

ユビファシートの欠点
しかし、ユビファシートは土木シートに比べて精密で繊細な高張力繊維を使用しているので、砕石の落下などで傷付きやすく細心の注意を払って施工をする必要があります。
そのために、NPOジオクロス工法研究会では「施工管理者」資格を持った管理者の立ち会いものとに施工を行っています。

不織布は防草シート・土木シートの技術です、住宅地盤は織布の技術で
土木・防草シートで住宅の地盤補強をおこなう技術は新たな概念の技術です、建築専用に開発されたシートの完成で技術は進歩しました。
ユビファシートで最も恩恵を受けるのは、従来のジオクロス工法と比較して安価になるために、御施主さまが利益受けることになります。

 

 

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